エルダークラブ@中野

というわけで姫初めならぬハロー初めで中野へ。
冬の嵐が吹き荒れ、屋外でのグッズ販売が中止になるなど外は大荒れ。
が、会場内はというと、流石はハロプロが誇るベテランたち。
まさにどこ吹く風。
そうそう、これこそハロプロだよなあ、という内容を魅せてくれた。


なんと言っても、全員出席というのが素晴らしい。
ここ何年かはケメ子さんや中澤姐さんやら矢口やらなっちやら、さまざまな理由で公演を留守にすることが続いていたからね。
本当に久しぶり、考えられるメンバーは全員参加したんじゃないだろうか。*1
そういうこともあり、終始安心してみていられるというか、ハロプロワールドにどっぷりな約2時間。


しかしまあ、これがある意味欠点なのかな。
あまりに安定しすぎているのがアイドル的には逆に難しいことなのかもしれない。
そもそもアイドルとは未完成なものを愛でる文化だという説がある。
その是非はどちらでもいいとして、若手が持つ天然物のフレッシュさというのはあるに越したことはないわけで。
それでも天性とでもいうのだろうか、何をしでかすかわからない雰囲気をいまだに保つ、なっちとかあややとかは本当にとんでもない怪物だとも思うが・・・


例えば今日、あややがデビュー当時の佳曲『オシャレ!』を披露してくれたわけだが、当時に比べると歌がうますぎるんですよ。
それは別に悪いことじゃない。当時と違った音色を愉しむのが真のファンてものだろう。
でも、それと同時に、いまだに過去の楽曲の方がキラーチューンというのも寂しい話。
今のあややにふさわしい楽曲というのが是非とも必要だなあ。
これはあややだけじゃなくて今日のエルダーメン全般に言えることだけども。


もっとも、それとは別の次元の話として、古参のファンとしては『オシャレ!』や、娘。の初期楽曲が聴けるのは嬉しかった。
1・2期勢ぞろいの『未来の扉』については思わず明日香と市井ちゃんと石黒さんを呼んで来い!!と興奮したものだ。
それにしても矢口がやっと歌えるようになって一安心。次はもう司会はカトノリさんでいいよ。


それ以外で目に付いたのは、卒業を間近に控えたみうなの充実振り。何度心の中で「もったいない」とつぶやいたことか。これが卒業による覚醒なのだとするとつくづくタイミングだねえ。あともう少し頑張ってくれたらみうなヲタになっていたかも・・・
そして、最近はひそかにあややに改めて注目しているので、結構目で追っていたことと、なっちは晴れ着だ!!ということを強調し、今日の総括としたい。

*1:留学中のマコと、休養中の加護ちゃんは復帰したとしてもたぶんワンダフルハーツだろうからね。