スフィアリーグFINALステージ

仕事終わりに急遽有明に駆けつけるというプランもないことはなかったんだけど、結局自宅でTV観戦させていただきました。
正直な話、最近はハイライトしか見ておらず、まともに試合を見るのはグッドウィル杯以来。
雑駁ながら感想を。


まず、あれほど拙かったディフェンスに改善の兆しが見え出したのはいい傾向。
一対一でむやみやたらと飛び込まなくなったし、チーム全体の守備意識も高くなった。
今年に入ったあたりからゴレイロと相手ストライカーの一対一という場面がやたら多くて、守備の責任が全部ゴレイロ、みたいな時期もあったが、ようやく守備は全体でやるもんだという感じになってきたね。
これまでの王者然としたフットサルでは勝てっこないし、PKがやたら多いリーグの特性を考えれば、守備戦術を鍛えなおすというのは当たり前といえば当たり前。


ということで守備はようやく整備されてきた。
でも、優勝を狙うならばやはり攻撃力がなさすぎる。点を取れるのが是ちゃんだけだと厳しい。このあたりはずっと言われていることだけど。
それと、PKでは得てしてエースや期待の選手が外すものだ。あさみとみうなに蹴らせてあげるのは温情だろうけれど、結果的にその二人が外しているのだからもうちょっと考えてあげたほうがよかったかな。


個人に目を向けると、何よりもゴレイロ辻ちゃんが素晴らしかった。これまでの不安定さはどこへいったのか、的確な判断力とポジショニング、そして果敢な守備。
同じコーチに師事しているのだから当然だけど、背番号12がダブって仕方なかった。
このレベルのプレイを続けてくれるなら、もうゴレイロは安心だ。
それにしても辻希美。この子はどうやら相方がいないほうが力を発揮するタイプなんじゃないだろうか。


そして、今日最も好感を持ったのが背番号6、ミキティ
強さとうまさと熱いハートを持った、自分が好きなタイプのプレイヤーに成長。
あとはシュートも決めてくれると完璧だが、そこまでされたらガッタス現場復帰を決意してしまうかも。
多忙を極めるスケジュールの中ここまでスキルを上達させたっていうことに敬服。


来年以降、終わりなんじゃないかとも言われていたスフィアリーグ、一応まだ続くらしい。
ガッタスは流石にメンバー増強を考えることでしょう。
素直にリトルガッタスからの昇格のみなのか、あるいは秘密兵器の獲得か、それともあの伝説のプレイヤーの復帰か・・・*1
まあ、現実的に考えて控えのゴレイロと即戦力のFPの補強は必須ですな。


最終決戦を家でぬくぬく見ている時点で、もはやガッタスは我が心のチームではないわけで、選手が変わってしまったらますます興味が薄れるかもしれない。それでも、一時はあの赤いチームを超えるぐらいの気持ちを抱いたチーム*2。密かには応援していく所存です・・・

*1:最後のやつだったらあっさりと現場復帰ですがw

*2:ガッタスマリノスサポ女子選抜とAWAYでやりあった試合を見に行ったことがあるのですが、この時、もしガッタスがさいスタでレッズサポ女子選抜なんかと試合したらどないしよう、という想像をした。レッズを敵に回せないし12番さんも敵に回せない、と結論でず。今なら余裕で赤いユニ着てミキティに大ブーイングを浴びせるけれどね。