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今日の夕方からずっと鳴り響いているのは大好きなミスチルのこの歌。
「残された時間が僕らにはあるから 大切にしなきゃと小さく笑った」


もう事実関係はご存知でしょうが、公式コメントから。

モーニング娘。紺野あさ美コメント
いつも温かく応援してくださる皆さんへ

私が2001年にモーニング娘。LOVEオーディションに合格し
て、北海道から上京したときは中学2年生、14歳でした。
合格したとき本当にうれしくて、それから夢中で走り続けて
きました。約5年間のあいだに、普通の学生生活では決して
味わうことができないような事をたくさん経験し、学びました。
ときには優しくときには厳しいつんく♂さん、いつも温かいファ
ンのみなさん、どんなときもそばで支えてくれたスタッフ、多く
の素晴らしい人たちに出会えました。
そして、そして何よりも素晴らしいモーニング娘。の仲間と出
会うことができました。フットサル・チームのガッタス・ブリリャ
ンチス・エイチ・ピーに参加できたことも‥すべてが私の永遠
の宝物です。

モーニング娘。として充実した5年間の活動のなかで、将来
「こうなりたい」という自分の姿や、やりたいことが具体的にみ
えてきて、その夢を叶えるためには大学で勉強したいと考え
るようになりました。卒業後は学業に専念しますが、このお仕
事が大好きなので、今後についてはいろいろな方向性をポジ
ティブに考えたいと思っています。

卒業の日まではこれまで以上に、私なりに精一杯駆け抜けよ
うと決めています。
これまで同様に応援してください。
よろしくお願いします。



モーニング娘。 紺野あさ美


落ち着いて何かを書ける状態じゃあないんだけどさ、がんばってみますよ・・・・・・


・・・・・・実を言うとなんとなくは感づいていた。
それは、去年ミスチルの「未来」を聴きながら「なつふく」を見ていたときにさかのぼる。


今回の「本当の理由」もわからないけれども、実はいまだにわからないのが何で紺ちゃんが娘。になりたかったのか、ってこと。
芸能人なんて目立ちたがりの人種しかならないものだと思っていたから、学校でも成績優秀、スポーツも万能な子が、なんでまた劣等生なんていわれる環境にわざわざ飛び込んできたんだろうか、と。


少なくとも、芸能人であることに貪欲であるようには思えなかった。
でも、あのミュージカルのときだったかな。
彼女は自らが試練にぶつかったとき、壁を越えたときにとても嬉しそうだった。きっとこの子は習い事でもするかのように、娘。という環境に飛び込んできたんだろうな。いつしかそういう風に勝手に思うことにした。


で、去年。
紺ちゃんのことをアイドルというよりも、ひとりの女の子として真剣に考えると、当然行き着く命題がある。
彼女はもう18歳。今後、どうして行くんだろう?
本人が如何に努力しても、歌手としてさらに上は難しい。このまま、まったりと芸能人を謳歌する?どうも、それが似合わないような気がしていた。
電撃結婚?将来それもありえるけども、現実的ではない。
現実的に考えて、「普通の女の子」になるならもうタイムリミットは迫っている。


実を言うと、去年の夏、「なつふく」を見ながら思ったことはこうだった。
「2006年5月7日、武道館で卒業。」
どんな道に進むにせよ、本格的な勉強をするならとりあえず一年はかかるだろうから、4月ぐらいから本格的に準備を始めないといかんだろう。
だとすると、こんなくだらない妄想が現実化するとしたら、春脱退だろうなあ・・・・・・その発表は、おそらく正月紺あたりでするのかなあ・・・・・・


あまりに突拍子もないことだったし、個人の妄想をブログに書き込むわけにも行かなかった。何より「なつふく」には萌えていたし、凱旋紺も迫っていた。いつしかそういう妄想は忘れていた。忘れようとしていたのかもしれない。


そして、去年の年末ぐらい。
「これからは弾けていきたい」
突然前に前に出るようになった。何か心境の変化があったのかな?
モーヲタ暦長いから、こういう変化に気づいてしまう自分が嫌になる。
気になっていた。テレビでも、ガッタスの現場でも、そしてあのアロハロのときでさえも。
彼女がちょっとでも暗い表情をすると、なにか思いつめるような表情に見えてしまっていた。


きっと、18歳という節目の年齢を迎えて、自分の将来についてあれこれ悩んでいるんだろう。そう解釈した。
今回のアロハロ!で一番好きなのが夕陽を眺める写真。あの一枚については以前散々絶賛させてもらったけども、そうした理由から、複雑な思いがあった。
とうとうカメラマンの眼が心を写してしまったのかも、と・・・・・・


そして、彼女だったらどういう結論を出すのか、それも何となく想像はついていた。


まあだからね、今回の時期が早かった*1ことには驚いたけれども、彼女の選択についてはなんら驚かない自分がいるのよ。ついにこの日が来たか、と。
もちろん第一に来るのは寂しさであり、虚無感であるけれども。


残念ながら、上の公式コメントを100パーセント信じるほど自分は純粋じゃないですよ。
でも、少なくとも彼女と、そのサポートする人たちが最大限考えに考え抜いて出した公式コメント、それは間違いなく「ひとつの真実」であるだろうし、ファンなら信じてあげるべきでしょう。
だから、彼女の大学進学後の活動については正直懐疑的ではあるが、もし戻ってくるのであればその時は笑顔で再会したいよね。


・・・・・・がんばって書いてきたけども、正直心は揺れ動いている。
だからかなあ、まだ紺ちゃんにかけるべき言葉が見つからない。自分の気持ちを整理する、整理したつもりになることしかできないや。
紺ちゃんに言いたい事はたくさんあるんだけど、言葉にできない・・・・・・*2


とにかく。
幸か不幸か、僕らにはあと3ヶ月の時間がある。
とりあえず、5月6日緊急参戦。7日の聖誕祭とあわせて、今後の自分の進むべき道を探っていこうと思う。
*3


ただ、言えること。彼女が僕らにしてくれた唯一の約束。紺ちゃんは、残り3ヶ月を精一杯駆け抜けると言ってくれた。
じゃあそれに対して僕らはどう応える?
同志の皆さん、7月23日までやるべきことは一つだけでしょ?


そして、最後になってしまったけれども、小川麻琴さん。
紺ちゃんの大事な親友として、そして娘。の骨格を支える熱い心を持ったメンバーとして、あなたには一目置いていました。
貴方の卒業を残念に思うとともに、未来に幸あれと願います。

*1:リボンの騎士があるから少なくとも夏まではないと思っていたしね。

*2:あ、小田和正のあの歌・・・・・歌詞がヤバイ・・・・・

*3:正直な気持ち、もうハロプロは・・・・・・という気もするけども