ハロプロパーティ後藤真希キャプテン公演@市川市文化会館

せーくしーじゃないからぁ


今週何回この言い回しを聴いたかわかりません。*1いやあ、何回見ても飽きないものですね。
本当なら広島や小倉に飛んでいきたいぐらいですけれども、そういうわけには行かないので今日は数ヶ月前に申し込んだことすら忘れかけていたハロプロパーティのごっちんキャプテン公演市川市文化会館へ行ってまいりました。


娘。の3期と4期、いわゆる黄金世代が中心となって行われる今年のハロプロパーティー。若干一名、いるべき人がいない*2のが残念だが、去年のキャプテン紺も面白かったイメージがあったので、わりと期待しつつ、参戦してまいりました。


例によって最近のFCは糞席しかくれないため、当然のように2階席でのまったり観戦モード。
でも今回に関しては意外と良席だったと言える・・・・・・


最近ファンになった方には意外かもしれませんが、昔の娘。、ハロプロは、アイドルであることすらも認めたがらない風潮がありました。「アイドルですから」のお決まりのフレーズもほとんどなかったと記憶しております。
もちろん最近では堂々と「うちらはアイドル」という自覚がある様子ですが。*3


で、そのかわり最近顕著なのが、最近は冒頭の紺ちゃんじゃないですけれども、「セクシー」を認めたがらない。
ただ、最近のハロプロはいよいよ健全なエロスを取り入れようとしつつある様子。
本人たちは進んで「セクシーです」とは言わないわけなんですが、20歳前後の女子が水着で歩いていたらそりゃあエロイですよ。ましてやくねくねダンスで踊るとなったらそりゃあもう!


さて、今回のパーティ。
もちろんそういう流れが来ていることは正月のエルダー紺あたりを見ていればわかってはいたのですが、それでも少々びっくりしましたよ。
これまでハローの衣装って、わざわざ体型を隠すような衣装がほとんどで、特に胸の谷間は絶対に露出しないような頑固な仕様ばっかりだったのに、そこから180度転換したかのような谷間全開の水着みたいな衣装。黄金の世代なのに「谷間」とはこれいかに!!!
極端な肌の露出は水着写真集以外、特に動きのあるコンサートではメロンのボス以外は行われてこなかった印象があっただけに、今回の衣装はすごかったなあ。何がすごいかって、そう簡単に谷間ができるとは思えない辻ちゃんまでも前かがみになってたからね・・・・・・。その胸元のガードの甘さは衝撃的ですよ。


ということで今回のHPPの内容には、清純なアイドル像を求める方々は心を痛めているかもしれません。
自分に置き換えても紺ちゃんにこれやられたらショックだしなあ・・・・・・*4
それでも、自分の考えとしてはこれは大いに「有り」でしょう。
せっかく「武器」を持っているんだから使わなきゃ、という理由と、あと一つは「多様性」の確保のためにもいいのかな、と。


有象無象の消えていったアイドルたちとハロプロの大きな違いが「多様性」にあったと思うんですよ。特にブレイクしたころの娘。が顕著で、中澤裕子安倍なつみ後藤真希、市井、矢口、飯田、石黒と(保田はまだあんまりブレイクしていなかった・・・・・・)濃すぎるくらい個性あふれるメンバーが揃っていた。
もちろん今のハロプロも十分個性的だと思うけれども、それは注意深く見守っているファンにしかわからない違いのようだし。


そういう意味ではごっちん梨華ちゃんのようなスタイルがいい子が身体の美しさをアピールするってのはいいんじゃないかと思いますがね。*5
もちろん大切なのはみんながみんな同じことをする必要はないってことかな。たとえば今の娘。だと谷間強調衣装はイメージに合わないんで避けたほうがいいでしょう。


何はともあれ、とりあえず自分はDVD購入の方向で・・・・・・


これまでエロトークばかりだったので少しは肝心の本編の内容を。
最近は完全に娘。となっちぐらいしかシングルもアルバムも買わないんで、Wも美勇伝ごっちんも正直最近の曲は知らないのだけど、今回はほとんど有名どころを歌ってくれたのでぜんぜん楽しめましたよ。ただ本人たちのファンだとしたらソロ紺に比べて物足りないだろううね・・・・・・


で、紺ヲタとしては語る必要があるのが「涙が止まらない放課後」。今回は辻ちゃん、途中からごっちんが加わってカバーしてくれたわけだ。
いや、うまいよ。普通に。なっちのときも思ったけど、技術的には完全に本人よりうまいでしょ。
でも、この曲はうまく歌えばいいわけじゃないのよ。紺ちゃん独特の不安定な歌声、危なっかしい歌い方、そういったものが完全に歌の世界観と合致することで、「涙とま」は単なるバラードを超えるのだ。音楽は奥が深いねえ・・・・・・

*1:もちろん「アロハロ

*2:セットリストにあった「I WISH」ではどうしても思い出してしまうよね・・・・・・

*3:「国民的アイドル」と呼ばれたぐらいから変わり始め、あややの登場あたりで完全に流れは変わった印象がある。

*4:心の準備をさせていただければ対応可能ですが・・・・・・

*5:ただ梨華ちゃんは良くも悪くも思い切りがいい子なので、今回は飛ばしすぎな感じも受けましたが・・・・・・