無敵。 (スポフェス@さいたまスーパーアリーナ)

ああ、こんなに嬉しいことがたくさんあって、果たして今年これから大丈夫なんだろうか。
そんな贅沢なことを帰りの京浜東北線で考えながら帰宅。WBC韓国戦のニュース映像でも見てようやく正気に戻ってきましたよ。


まず個人的に嬉しかったこと*1をとっとと報告すると、座席が両軍ベンチ裏、入退場通路付近の15列ぐらいと、かなりいい席だったこと。
トレーディングポスター、愛ちゃんと亀ちゃんが出てくれたおかげであっさりと紺ちゃんをゲットできたこと。
それと、たった一枚買っただけなのに娘。全員のサイン入りポスター*2をあっさりとゲットできたこと。*3こうした個人的ラッキーが些細な幸せ、と思えるくらい、今日の我らが紺ちゃんは輝きまくりでした。


開会前のウォーミングアップ。ヲタ達に手を振る他のメンバーたちを尻目に、観客席すらほとんど見ずに気合の入ったトレーニング。
100m走終了後だったと思うが、なぜか相手であるレッドトマトベンチへすたすたと歩いて行き、焦った係員に促されてグリーンアスパラベンチにあわてて戻ったりと、どこか挙動不審だった紺ちゃんだったが、すべては決戦のために集中していたのだろう。


1500m走(センゴ)。2年前の豊田大会を考えると、矢島がこけてでもくれない限り勝利は厳しいかと思ったが、終わってみれば気迫あふれる走りで見事先行逃げ切りを達成。センゴのときの紺ちゃん、豊田の時も思ったけど、普段からは想像がつかない素晴らしく強い表情を見せてくれる。はっきり言って、むちゃくちゃかっこいい。女でも惚れるだろうね。


注目の十条FC戦。
昨日書いたような甘っちょろい妄想のようになるはずなど当然なく*4、とにかくボールが前に運べなかった。スフィアリーグの中ではパス回しがうまいほうだと思っていたガッタスでこれなのだから、素直に力の差を認めざるを得ないだろう。
それでも、相手の監督が「GKが思っていたよりもいい」と言ってくれたのは本当に嬉しかったし、誇りに感じた。
前にボールをつなげず、ゴールに近い危険な位置でボールをカットしまくられていた前半、背番号12の奮闘がなければもう2,3点取れらていてもおかしくなかっただろう。で、これがヲタの贔屓目ではないということが、他ならぬ敵の監督によって証明されたのだ。
紺ちゃん奮闘以外では、斉藤さんのセレモニーは素直に感動。ああいう気持ちを前面に押し出せる選手は、あとは梨華ちゃんぐらいだろうなあ・・・・・・


さて、これらの活躍だけでももう十分満足、心のMVPはあげるつもりだった。
ただ、見ている人は見てくれていたんだろう、そう、紺ちゃんに正真正銘のMVPが贈られたのだ!!
意外に思う人も多いだろう。自分も現場でちょっとびっくりした。*5


ただよくよく考えると、今回は個人競技自体少ないので、MVP候補は跳び箱を制した吉澤、短距離を制した矢島、そしてセンゴの紺野の3人しかいないわけだ。
矢島はリレーでも大活躍だったので単純に優勝への貢献度でいったら一番。ただ、その矢島を破っているということで、印象として紺ちゃんに有利に働いた格好か。
よっちゃんはこの日一番会場を盛り上げていたように思う。となると、ポイントとなったのは運動会競技に直接関係なかったけどもガッタスの試合での活躍度ということになるかな。*6


メトロラビッツリトルガッタス*7を見るにつけ、どうもUFAが表現したがっている運動会というのは、強いものがただ勝つんだというものではないのだろう。
努力、友情、勝利という少年漫画を地で行くようなテーマ。常に強いものに立ち向かっていく美しさなんじゃないだろうか。単純に盛り上げたいなら、もっと弱い相手を探すはずだしね。これはハロープロジェクトの根幹に流れているテーマだとも思うけど*8


そういうコンセプトからして、紺ちゃんMVPというのは、テーマをそのまま体現したわけであり、大変意義深いものだろうと思う。かつて十条FCに惨敗したとき、彼女はベンチウォーマーだったのだから。


MVPまで獲得して、有頂天になってもいい日。
それでも最後に場内を笑顔で一周し、観客の声援に応えた後、そのまま退場していくメンバーがほとんどの中、くるりと振り返りグラウンドに深々と一礼をしていった紺ちゃん・・・・・・



もうねえ、「明日もがんばろう」と思いましたよ。


追伸
やはり真剣勝負が多かったので本日は力が入りっぱなしだったのですが、唯一ふにゃふにゃになってしまったのが会場で買えた「ビジュアルブック」の紺ちゃんプロフィール。


「弱点の足の裏。くすぐられるとさけびます。」

・・・・・・・さけばせてえええぇぇぇぇぇ!!!!!!!!

*1:つまりは単なる自慢です、申し訳

*2:セクシーボーイの通常盤を買うとくじが引けて、通常はサインなしの告知ポスターがもらえる。数百枚、ひょっとしたら千枚?は軽く用意していたと思われ、事務所のあこぎな、失礼、上手な商売であった。

*3:紺ちゃん直筆サインというのも初めてなのでもちろん嬉しいし、今の10人のメンバーかなり好きなんで本当に嬉しい。

*4:正直、スフィアリーグ選抜と一般女子の試合の力関係から見て、4,5点取られて負けるぐらいだろうと予想はしてましたが。

*5:吉澤と矢島が先に賞をもらっていたからひょっとして、とは思ったが

*6:もしゴールを決めていたら間違いなく吉澤MVPだっただろう。

*7:特にメトロラビッツは見ているのが可哀想になるぐらいの惨敗劇。この先どうするんやろ・・・・・・

*8:ハロプロは絶対「完成品」はとらないしね。