アロハロ概要

ちょっと古いネタになるけれども、期待の写真集「アロハロ紺野あさ美」の概要が徐々に明らかになってきましたね。
今回は高校を卒業する少女紺野あさ美が、卒業を前に海外に短期留学するという設定。そこで最後のセーラー服姿や、現地でのバイト姿などをとらえるという。


もうね、設定としてはキャラそのまんまですから、紺ちゃんの意外な一面というよりは、大衆が思う紺野像を追求していく作品に仕上がっていきそうですね。
でも、でもですよ。なんといっても「アロハロ」ですから、そこは水着が出まくることでしょう。留学しているのに遊んでばっかりじゃねえか!!というお叱りがありそうなもんです。


そして、カメラマンは我らがアライテツヤ氏ではなく*1西田幸樹氏。この人は高橋愛写真集「わたあめ」の人らしい。


ってことで、なぜか買ってある「わたあめ」を見直してみました。
・・・・・・うーむ、エロい・・・・・・


それまでアイドル写真集のカメラマンなんて気にしたことはなかったけども、アライテツヤ氏の写真を見てからそういったことも意識するようになってきたのですよ。


以下は素人の戯言として読んで欲しいのだが、わしが思うに、アライ氏は被写体そのものというより、背景も含めたその場の「情感」を切り取るような写真が多い。すごく自然な感じが出ていて、まるで紺ちゃんを少し離れた位置で眺めているような錯覚に陥る。
対して西田氏のそれは、被写体が持つ「造形美」に着目している感じがする。「わたあめ」では、愛ちゃんが持つしなやかで女性らしい肉体やら、ものすごく情熱的な部分やらを射抜くような写真が特徴的。そういった面を強調するためか、多少ありえないようなポーズをとらせたりしていた*2。でも、内面に鋭く切り込んでいこうという「強さ」はあるから、まるで愛ちゃんと深い仲になったんじゃないかという錯覚をもたらすぐらい、被写体との距離は近い。


アイドル写真集なんで、おそらくコンセプトは読者が恋人目線で見ることになるんだろうけど、アライ氏よりも西田氏の写真のほうが、同じ恋人同士でもより近く、深い目線なのかな。まあ、このあたりは紺野あさ美高橋愛という被写体の違いもあるのかもしれないけれども。


以上を加味すると、きっとこれまでの「ASAMI KONNO」や「なつふく」とは違うテイストになることでしょう。Amazonの商品ページで公開されている黄色ビキニのショットは、早速西田テイストであります。目つきからしてなんとなくエロいです。

*1:彼は小春ちゃんを撮るようです。これは過去二冊の紺野写真集の実績が認められたということだろうから、喜ばしいこと。久住小春の写真集で失敗はできないから、当局も必死ですな。

*2:逆立ちしているカットなんかは笑った。