娘。紺レインボーセブン@ハーモニーホール座間

駒沢の死闘の余韻が覚めやらぬうち、アロハロの内容が発表されたりして嬉しい悲鳴の今日この頃。アロハロの話題はまた後日にして、本日、娘。春紺レインボーセブンの初日の初回公演のみ、参加してまいりました。


個人的には初めてファミリー席で観覧。じっくり眺めるのが好きなんで、下手に一階席の後ろのほうになるよりは遥かに見やすくてよろしい感じ。唯一困るのが、テンションあがったときに体動かせないのはまあ、致し方ないところですが。


アルバムを引っさげてのツアーはやはり面白い。曲の多くが新鮮だし、他のアーティストさんを考えてもアルバムが出たらツアー、っていうのが本来の流れだからね。また、アルバム外の曲も、最近の娘。のイメージにあわせて、比較的新しめの曲がチョイスされていたようで、これもよかったですよ。


それでは、8割方紺ちゃんロックオンで眺めたハイライト。


1、HOW DO YOU LIKE JAPAN?
 予想通りアルバムの一曲目から。ハロプロって最新シングルを一曲目に持ってきて、そこでピークになってしまうのが欠点だと思ったのでこういうセットリストは好き。紺ちゃんは客席から見て左サイド、ある意味いつもの位置で奮闘。
2、マンパワー
 あらためてこの曲の破壊力を感じた。というか、1曲目からの流れだからよかったのだろう。セットリストって重要やね。紺ちゃんはサイドだけでなく時折センター付近にもポジションを変えるなど、精力的な動き。*1ダイナミックな腰ふりは好きだなあ。なお、ロックオン中にれいなに誤爆したが、ますます女性っぽい体つきになっていてしばらく目を奪われてしまいました。
3、Go Girl
 ここでこの曲を持ってきたときに、「春紺のセットリストイイ!!」と確信しましたよ。ファミリー席を後悔した瞬間その1。
で、このあとようやくメンバー紹介のVTRが流れる。「1998年デビュー」なんたらのVTRが流れだしたので、ひょっとして重大発表か?とほんのちょこっと思った。
4、SEXY BOY (新曲)
 実は初めて聴いたんですよこの曲。最近は紺ちゃん出てない限りはラジオも聴かないしな〜。矢口がラジオやってたころはライブで新曲初めて聴くなんてありえなかったからね。
で、最初に聞いた感想ですが、うーん、無難かなあ。一回聴いただけじゃわかんねっす。
それよりも振り付けのほうにこだわりがあるようで、入場のときに配布されるチラシにご丁寧に振りの図解がついていた。なんだかサザンの「愛と欲望の日々」の振り付けみたいに見えたんですけど。
5、パープルウインド
 アルバムを聴いたときに、「これはライブ向けの曲が多いな」と思っていたが、まさにそのとおりな楽曲その1。地味めな曲は会場のいい音で聴くと良く感じるものです。


MC1
 非常にあっさりめのMCだったと記憶しております。一部メンバーしかしゃべらず。
6、色っぽいじれったい
 振り付けに変更があり、間奏のところで亀ちゃんと小春がダンスを披露。会場大いに沸く。最初からこの振りのが良かったのでは?紺ちゃん的には個人的に大好きな、「開始直後の客席から見て左サイド→右サイドへのダイナミックな移動」を堪能し、「止まらないミュージック」でこんこんコールができたので満足。
7、愛あらばIt’s All Right
 なんで?という曲ではあったが、当時いたメンバーもだいぶいなくなっており、紺ちゃんも当然ながらソロパートあり。この曲のオリジナルでは確かソロパートなしのひどい扱いだったからなあ・・・・・・
8、友達(♀)が気に入っている男からの伝言 (さゆ・小春以外)
 なんで?その2だけれども、なかなか違和感なくていい感じだった。4thやNo5あたりの世界観は今の若い娘。に合っているね。


寸劇
 次の二人への時間稼ぎ(笑)
小川麻琴が取り仕切るショートコントだろう。そもそもレインボーセブンなのになんで8人なのか、と。そこを突っ込むやつが欲しかった。そしてなにより麻琴、君はレッドじゃなく、「カレー大好き!レインボーイエロー」でしょう。
9、レインボーピンク (道重・久住)
 ある意味、場内の誰もが注目していたであろうこの問題曲。素直にスゲエと思いますよ。ただ、個人的にはCDどおりに演じきるんじゃなくて、ちょっとしたアドリブとかも入れて欲しいな。そのあたりは今後変わっていくんだろうけど。
10、銀色の永遠 (藤本)
 流石の歌唱力でこはピンク、しげピンクの衝撃を忘れさせてくれた(笑)
しかしまあ、とうとうアルバム曲まで引っさげてきたミキティソロコーナーですが、そろそろ復活ソロだしたらどうですかね、いや、駄洒落とかじゃなくて。
11、NATURE IS GOOD
 イントロで何の曲だかわからなかったんですが、カップリング曲来ましたね。たぶん数回しか聴いたことない曲だったのでそれほど印象なし。


MC
 ガキさん、亀ちゃん、れいなでMCを。何よりもガキさんの仕切りが素晴らしかった。亀ちゃんが噛んでヘロヘロぐだぐだになりかけたところで「じゃあ、もう一回やりましょうか」と素晴らしいフォロー。これで会場も盛り上がった。
12、無色透明なままで (吉澤・高橋・紺野・小川・藤本)
 個人的には今回のコンサートの白眉。紺ちゃんがしっかりとお姉さんチームに入ってしっとりとした曲を聴かせてくれようとは。ここはじっくり聴き入るポイントでしょう。
13、大阪恋の歌 (高橋)
 場内が一番沸いたのはおそらくこのポイント。大阪恋の歌の冒頭の台詞パートを、よっちゃんではなく愛ちゃんが演じだしたのでみんなおやっと思ったが、その後愛ちゃん以外の四人が舞台からはけ、状況を飲み込んだ場内がどよめく。実にいい演出だった。
さて、歌のほうは流石の物を見せてくれた。最近大阪に旅行したときにずっと聴いていて、結構この曲好きになってきていたので楽しかったなあ。それにしても、そろそろソロはどうなんですか、いや、駄洒落とかじゃなくて。
14、レモン色とミルクティ (新垣・亀井・道重・田中・久住)
 この曲大好きなんですよ。よって、ファミリー席後悔その2。ただ、せっかくなんだからオリジナルメンバーで聴きたかった。確か去年もゴロッキーズ全員で、とはならなかったんだよね。今度の夏紺では、小春ソロとよっちゃんソロのあと是非ゴロッキーズでヨロシクね。
15、青空がいつまでも続くような未来であれ!
 今回のアルバムで好きな曲ではあるのですが、もうちょい後半で歌うのかな、と思っていたのでやや意外。こういう合唱系は最後の曲にもぴったりなだけに。
16、ピース
 正直ピースはもういいだろ、と思うが、今回は半分がお着替えタイムだったのでまあよしかな。
17、INDIGO BLUE LOVE  新垣・亀井・田中
 スタンドマイクを使ってクネクネ歌ってましたが、ここでもガキさんの存在感が光った。吉澤、藤本の執行部がガッタスで不在なときは、きっとガキさん仕切ってんだろうなあ・・・・・・
18、恋は発想 Do The Hustle!
 幻のシングル曲。少なくとも直感よりは良かったと思うんだが。紺ちゃんがかつての石川さんのごとく飛び道具となって活躍しているが、希少な愛紺の絡みが見れるのも楽しみのひとつ。
19、直感2
 と思ったら直感来ました。まあ、確かにライブでは最高に楽しいチューンなんですけどね。最前付近のヲタがフリを完璧にマスター、激しく乗っているのを見てちょっとジェラシー。ファミリー席後悔その3。


MC
 確か紺ちゃんがよっちゃんに話をふられたのはこっちのMCだったとおぼろげに思うのですが、「コンビニで新しいスイーツを見つけたときぐらいテンションあがってます」
すいません紺野さん、それ去年の秋紺のMCのテーマでは・・・・・・とツッこむやつが欲しかった。
20、女子かしまし物語
 本番では紺ちゃんつぶやきシローのものまねが聞けるのか、と淡い期待を抱いていたが、まったくそんなことはなくw
21、浪漫
 場内は沸いていたが、個人的にはそれほどなんでね・・・・・・
22、なんにも言わずに I LOVE YOU
 懐かしい、というより、最近はなっち紺で歌われるイメージしかなかったよ。
ただ、改めて聴いてみると素晴らしく名曲で、最後を飾るにふさわしい。


アンコール
 ここでようやく一人一言コーナー。一番印象に残ったのはやっぱりガキさん。この子が「タメ」をつくるなんて!
ヲタを乗せるテクニックを身につけたことが感慨深い。昔はやや暴走気味のMCで、ヲタ置いてけぼりなことが多かったからなあ・・・・・・
23、ラブ&ピース
 すっかり定番となった感がある。ファミリー席後悔その4。
2番の出だしはもちろん盛大にこんこ〜ん!と叫んどきました。
24、さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!
 これもある意味予想通りの最後の曲。とてもよかったし、紺ちゃんの台詞も最高だった。でも、気になったことが。
この曲の流れでメンバーがあっさりと退場してしまう演出。斬新とも取れるが、やはり最後ぐらいは彼女たちに自由に感情表現させて欲しいし、ヲタも推しメンバーに精一杯アピールしたいでしょ?ちょっとこの退場方式は不満が残ったな。
最後はスタッフロール風の映像が流れ、各メンバーの直筆メッセージが。いつものポケモーのアンケートのように、長文の紺ちゃんは、よく読めなかった(汗)
ミキティの「幸」一文字、よっちゃんの「愛」一文字が個人的にはツボ。


という感じで、最初は軽く振り返るつもりだったが、結構なボリュームになってもうた・・・・・・
紺ヲタ的には、前回のツアーみたいな明確な見せ場は今回は残念ながらなし。でも、どこにいるのかわからない、って言うことはぜんぜんなく、むしろ10人の娘。の中で精力的に動き回っている姿が印象的だった。名実ともにお姉さんチームなんだなあ、ということを実感。
そしてなんとなくだけど、亀ちゃん、れいな、それに当然だが同期のメンバーと多く絡んでいた印象がある。普段はガッタスでの姿を見ることが多いんだけど、こうやって娘。メンバーと楽しそうにやっているのはやはりいいよね。
それに、やっぱり紺ちゃんは歌手やっているときが一番楽しそうで、めちゃくちゃいい表情してる。
楽しそうな紺ちゃんを見れるなら「放課後」がなくたっていいじゃないか!
っていうのをシメの言葉にしたいと思いますよ。


蛇足だが、5月7日の聖誕祭、どこでハッピーバースデー歌うんだろうか。やっぱりアンコール直後かな。かしまし3になだれ込むよりはラブ&ピースになだれ込んだほうが良さげだしね。

*1:今回のコンサートはどっちかのサイドに偏ることはなく、バランスよく動いていた。