2005年大賞 イベント部門

パシフィックヘブンイベントがスタートするなど、今年はさすがのUFAも、固定ファンを離さないような活動も積極的に仕掛けてきた印象が強い。実際問題ハロプロは総合エンターテイメント集団なわけで、歌一本にこだわるというのはもはや古い考えなんでしょうな。昔を知るファンとしては割り切れない面もあるけれども、数十人が歌だけやっていても回らないのだし、時代の流れと受け止めるべきでしょうか。


ということでライブ以外の活動で自分が参加したもののなかから、勝手にこれは良かった!と表彰したいと思ひます。

14000円という値段を払って、それが安いと感じてしまうほど、とんでもなく神なイベント。
生なっちをとんでもなく近くで見れて、生演奏の歌も聴けて、かなり長めの握手、2ショット撮影、お見送り、サイン色紙*1までついてくるとは!!!30年近く生きてきましたけど、まさしく一生で一番、「贅沢」という言葉が当てはまった出来事でした。なっちが非常に小さかったのが印象的*2

紺ちゃんと握手といえば、昔カン紺藤の握手会に行ったのですが、当時紺ちゃんは結構たくさんいる大関の一人という感じで、もちろん好きだったけれどもベストじゃない、というころ。印象としては、「一生懸命がんばっているが、この子疲れているな〜」ということぐらいしか覚えておらず、むしろ圧倒的なアイドルオーラを炸裂させていたミキティのほうが覚えていたりするのです*3
が、今年の夏といえば紺野さんはもうバリバリの最強横綱でありまして、やたらめったらテンパリましたね。「ファン」であるなっちに対する緊張とはまた違う。まさしく「テンパリ」という日本語のほうがしっくり来る状態。
いやあ、すごかったですよ。紛れもなく彼女は最強ですた。印象を一言で表すと、「あんまーい」感じでしたね。ハニーって呼ぼうかと思った。

紺野あさ美という人にとって、そのキャリアの大きな分かれ目となった大会。大げさかもしれないけど、個人的にはあのミュージカル「モーニングタウン」に匹敵する分水嶺だったように思う。その空間に居れたことが、今となってはうれしくてたまらないのだ。
当日、いきなりベンチからいなくなったかと思えば、最後にはMVP級の活躍。そしてその裏に隠れたドラマは、後にスピリッツオブガッタスにて明らかとなった。
そして紺ちゃん以外にも、ガッタスが「チーム」になったすばらしい大会。伝説の5月の大会はいけなかったので、今年のガッタスではこの大会がマイベスト!


以上の中から大賞は
「第一回すかいらーくグループCUP」としたいと思います!!
以下に選考理由ということでたまにはクサイことでも書いておきます。


思えば、加入当初から紺野あさ美は与えられたことを、結果はどうあれ懸命にがんばる子だった。それがミュージカル「モーニングタウン」のころ、「与えられた役割で結果が出せる」ようになった。その後、一進一退を繰り返したけど、「涙が止まらない放課後」でひとつの完成を見た。僕はそこで、これが紺野あさ美というアイドルの到達点だと思った。十分すばらしいゴールだった。あとはその経験を後輩に伝えながら、楽しく芸能活動をしていってほしい。そんな風に思っていた。


ところが、彼女はそこよりさらに一歩前に進み始めた。もう与えられた仕事をがんばるだけじゃない。自分でやりたいこと、ほしいものに本気でぶつかっていき、自らそれを掴み取るんだという姿勢だ。それは、給食の時間に流れた曲を聴いて決意を固めた、あの日以来の、強い気持ちだった。その熱い感情が、温厚な彼女に「わがまま」を言わせた。
その事実を知ったとき、本当にうれしかった。


数年前から思っていたことがある。5期メンバーは、4期に遠慮しすぎなのだ。確かに4期は才能にあふれた人材が多いが、絶対にどうにもならない差じゃない。たとえ勝てなくても、5期はもっともっと挑んでほしい。ずーっと思っていた。
いつしか4期メンバーも卒業してゆき、娘。はよく言えばきわめて「平和」な集団になった。それもそれでいいかな、とも思っていた。
ちょっと遅かったかもしれない。それでも彼女が、4期メンバーに食って掛かった。たまらなく嬉しかった。


ここのところ、いろいろなシーンで、積極的に仕掛ける紺野を見る機会が多いような気がする。
2006年、彼女は果たしてどんな驚きをもたらしてくれるのだろうか。

*1:会場でCDかDVD購入の必要あり

*2:どうもこれまでは遠くで見ていることが多かったのと、ライブだとほかのメンバーも基本的に小さいのでいまいちリアルスケールがわからんかった。特に矢口と並ぶとまったく小さく見えないしw

*3:美貴ヲタの友人の付き添いという目的も半分ぐらいはありましたし