今更ながら第二回フジテレビ739カップ

毎年恒例になりつつある欧州列強サッカーチームの日本興業。それにまんまと乗って、浦和対バルセロナを観戦してきてしまいました。
結論としては、うーむ、これだったらJリーグの公式戦のほうが面白いし安いし・・・・・・と思われました。
要するに、お互い真剣みが薄く、しかも徹底的に魅せるわけでもない、漫然とした試合を見せられるぐらいであったら、多少下手糞でも気合が入った試合のほうがいいということ。高校スポーツが支持され続ける所以。
で、唐突に持ってくるが、ガッタスである。先ごろの第二回フジテレビ739カップ、もう触れるのが遅くなりすぎたので詳細などぜんぜん書きませんが、あのドラマを現場で見たら、おっさん間違いなく泣いていただろうな。スラムダンクで湘北のメガネの一年生*1じゃないが、「紺ちゃんファンでよかった〜」と号泣したことだろう。
なによりも敵役のカレッツァが申し分ないライバルチームとしてキャラ立ちしまくり。気合が入りすぎて逝ってしまわれているキャプテンの河辺であり、やたらいい奴な空気を醸し出すエース・小島くるみであり、怪しすぎる敵将・野田社長であったり。
ハイライトはやはりPK戦だろう。相手チームがテレビに映っていること忘れている選手が多い中、われらがガッタスは平常心のメンバーが多かった。とくに我らの守護女神、紺ちゃんは凄すぎた。あの日本代表GK川口能活ですら数年かかった、仲間に安心感を与える平常心ぶり。PKが進むにつれ、その表情は引き締まり、美しすぎる眼差しは紺ヲタを虜にするに十分。最近の紺ちゃんはややお姉さんになってきたので、優しい眼差しこそ増えたものの、きらきらとしたこの眼はなかなかでなくなってきてしまいましたが、フットサルならそれも出し惜しみなく連発。きっと相手選手もこの眼差しにやられたのだろう。
でも、個人的に今大会のMVPはあさみちゃんはあさみちゃんでも、木村さんちの麻美ちゃん、カントリー娘。のあさみだったと思う。動き的には完全に経験者のそれになっていたような。他にも、ついにチームの一員となった是永であるとか、この日英雄になったみうなであるとか、見所満載だったわけで。
惜しむらくは、たかだかスカパーでしか放送されていないという事実。フジテレビで深夜数週にわたって、でもいいので、やってくれないかなあ。

*1:「幕張」の奈良に似ている。確か名前は石井。