武道館その2

  • ライブ全般の総評

昨日もちょこっと触れたけど、今回のライブはその回ごとにテーマがあって、それにきちっと対応していたのが好印象。
中でもファインプレイは久住小春ちゃんの紹介の扱いでしょうか。過去のことなんであんまり言いたくないんだけれども、6期のデビューのときは保田卒業と中途半端に絡めようとして、結果として「二兎を追うものは・・・・・・」的結末になってしまったと思うわけで。
みんなが卒業生を送り出そう!という空気のときに、希望いっぱいの新入生に決意表明されてもね。
この時の反省点が生きたのか、今回は新メンバー紹介を最初のほうに持ってくるというファインプレイ。そして、「愛あらばIt's All Right」の衣装を、初日は田中、二日目昼は高橋ときて、最後の最後で石川の衣装を着させるという演出は鳥肌もの。誰がこの流れを考えたのかしらなけれど、素晴らしいじゃないかと拍手を送りたい。
セットリストも、卒業セレモニーへの持って行き方も申し分なかった。辻加護のときのような5・6期省略という愚行も当然無しで、何より嬉しかったのが、欠席者がいなかったこと。*1
唯一残念だったのがピンクサイリウム発動のタイミング。「大阪恋の歌」終了直後がベストだったね。あそこだけ流れが中断しちゃったかも。*2まあしかしこれは、7日昼公演までの流れでは「大阪→石川ソロ」にほとんど間がなかったことを考えればしょうがない。高橋愛がもうちょっとアドリブ利かせてくれたらそれはよかっただろうけど、責めるほどじゃないよね。ヲタの皆さんも、別に石川を泣かせることが目的じゃないでしょ。用は気持ちが伝わったかどうかが重要なはず。同じ理由から、比較的笑顔が多く涙が少なかったセレモニーへのがっかりという意見もナンセンスかな、と思う。吉澤は吉澤なりに表現していたと思うよ。
で、個人的見解では自分が参加した後藤以後の卒業紺のなかでは上位に入る部類だと思う。流れが最高に美しかった後藤真希卒業紺はタンポポ祭に半分持っていかれたし、一番感動した安倍なつみ卒業紺にはなんといっても紺ちゃんがいなかったしね。
ああ、そうそう、一番最後になってしまったけれど、日本武道館って娘。にぴったりだね。箱の大きさといい、センターステージ組みやすいところとか。音響も思っていたほど悪くなかった。まあ、3公演とも聴こえ方が違ったような気がするんで、場所によるんだろうけど。ともかく、最近のコンサートでは抜群の一体感だった。ハロ紺みたいにファン層が分離していないし、ファミリー層が少なくなったことも影響したのかもしれないけれど、野郎のファンが多かったのもあるだろうが。でもなぜか初日となりになった人はピンクのTシャツ着た女性で、最終公演のときの隣も吉澤Tシャツ来た濃い女性ファンだったなあ。

*1:まあ、この際矢口については・・・・・

*2:サイリウムに石川は気づき、感動もしてくれたが、何しろ大阪恋の歌つんくさんの故郷云々、オリコン2位とりましたっていうMCは台本上どうしても外せないので、どうもお互いがかみ合わないような状態になってしまった。