矢口真里ファンの集い その2

続き。


・2 乙女パスタに感動
2期タンポポの名曲ですが、個人的にはさほど好きでもないというか、矢口一人で歌われても、というところでしょうか。
ステージ正面左端に陣取っていたのですが、この曲のときに両端に来て煽るやぐ。ここでふと思ったことは、なるほど「まりっぺ」というスタイルですな。本人もMCで肉体改造中といっていたけれども、娘。を抜ける直前までのあの鍛えあげられた矢口さんではないんやね。
まあ、この程度ぷにっていた方が顔的には好きかも。ただ、かつて矢口のへそ周りに惚れたクチとしては、そのあたりの回復が期待されるところだ。


・MC〜ヲタVTRを利用した質問コーナー
このあと簡単な挨拶と、昨日も書いた司会キャラクター「カミ」の紹介。
まあこの辺のコントはどうでもいい。独特のゆる〜いやぐワールド好きには至福の時だろう。
で、続いてはファンの集いといえばそう、質問コーナー。しかも今回は会場周辺のヲタからVTRを収録するという恐るべき趣向。
感想としては、ギリギリに会場入りしておいて良かった、ということぐらいでしょうか。つくづく高齢化社会は今後の重要な課題です。
やたらとゲームの話ばかりしていて、もはやついていけません。マリオカートならあるていどはわかるけども。
ちなみに矢口はルイージを再評価とのこと。


・3 恋ING
・・・ええ、すいません。この曲は反則。
スイッチが入ってしまいしばし頭の中は「こんこん in 香港」になってしまいました。
それにしてもハロメンに大好評なこの曲。「今恋愛中!!」と高らかに歌い上げる曲を「共感できる」とはこれいかに。
自分も嫌いではないですが、これをカラオケで歌ったらさぞキモイことであろう。
矢口的にも今だから歌えるということだろうか。去年歌ったらそのままぢゃん!!と突っ込まれたであろう。
じゃあ香港のときのこんこんはどうだったのかということは、ここでは考えない。


4 たんぽぽ
この曲のイントロが流れた瞬間、本当に久々にハロー系のライブで鳥肌が立ちましたよ。
大げさでなく、自分的にはミスチルのライブで『Tomorrow never knows』のイントロがかかったようなものです。
ハローで五指に入るほど好きな曲で、三期タンポポがこの曲を歌ってくれなかったのが本当に悔やまれるわけで。
いくら2期タンポポ好きの紺ヲタでも、やっぱりこの曲は石黒・飯田を絡めたオリジナルが最強なんだけどね。
この曲のおかげで香港のことは頭から消えうせて、すっかり歌手矢口に魅せられ始めることに。
そうそう、やぐといえばこの音色ですよ。特別うまいわけじゃないけどいい声だなあと思う。
もし矢口の歌手活動が本格化してくれるなら現場には是非行ってみたい。タンポポの曲を歌ってくれそうだしね。
ソロはいろいろと難しそうなんで、とりあえず来年、なっちのツアーに帯同とかどうよ。辻ちゃんも入れて。


・MC クイズコーナー
またもコントチックなコーナー。矢口に常識問題を出題し、そのアホっぷりと、かわいらしい言い訳を愉しもうという至高のコーナー。
個人的には完全にツボ。これを考えたスタッフに金一封。
最大瞬間風速は「風俗」の読みと意味*1を答えさせるという問題。
当然、期待通りの回答をしてくれた矢口は素晴らしい。


・5 センチメンタル南向き
まあ、歌うとは思ってました。遠い昔まだやぐ萌えとか言っていた時期には国歌だったなあ。懐かしきあの頃を思い出した。


・6 ザ☆ピ〜ス
「黄金」の象徴。5期加入前夜。ANNSで「ラブマの再現」とやぐがのたまっていたときは正気かと思ったが、本当に代表曲になったものですね。このときの腰つきにやられて、僕はやぐヲタになりました。
桑田佳祐の『波乗りジョニー』とともに2001年夏のテーマソング。あの頃の記憶が鮮明に蘇る。


MC
そして、ここからイベントは意外な方向へ。
突然改まった調子でMCを始める矢口。一年前から現在までやってこれたのはファンのおかげだと前置きし、ずっと歌おうと思っていたけど(タイミングをみて)あっためてきた曲を歌いたいと思います。などと言い出す。
いろいろと頭の中で検索したけども何を歌うのかいまいち予測がつかない。


・7 Never Forget
もちろん、イントロが流れた瞬間に何の曲かはわかった。でも、なんでだろうなあ、とも思ってしまった。紺マコは関係ないだろうし、明日香の記事についてわざわざ触れんやろうし。
でも、ものすごく感情がこもっておるなあ、と真剣に聞き入るうちに、はっと思ったのです。


そう、これは彼女自身による娘。卒業式ソング。卒紺ではこの曲を歌うつもりだったという。
あの一件がなかったら、来年の横浜アリーナあたりで8期メンバーと入れ替わりで卒業ぐらいだっただろう。
2005年3月から遅れること一年半、矢口真里モーニング娘。の卒業証書を受け取った。


こういう形の卒業式が良かった、とは言わない。そう言ってしまうと、あの去年の出来事がいいことになってしまうからだ。
でも、最後がめちゃくちゃでも矢口が娘。に7年間貢献してきたことは変わらない。だから、いつかは卒業式ぐらいやってやれよ、とずっと思ってきたし、過去にそんなことを書いた気がする。
できればよっちゃんか姐さんか圭織でも*2出てきて花束贈呈でもしてあげれば完璧だったんだろうけど、まあしょうがない。


そんなこんなで感慨に浸っているなか、矢口から「重大発表があります。」
引退か?という観客。
・・・紺ヲタには笑えないジョークだなあとドキリとするちんろん。


結論から言うと来年1月に日本青年館で誕生会イベントをやるとのこと。
矢口だけ特別とも思えんし、来年のハロプロは誕生会イベント乱発しそうだね。
アイドルイベントの王道、むしろ遅すぎるぐらいだろう。タイミングよくコンサートがあるメンバーには「聖誕祭」があるけども。


さて、そんなこんなで握手会。
間近で見る生矢口。もちろんドキドキがまったくないといったら嘘になるけども、もはや横綱じゃないからなあ。
ということでわりと冷静に観察してしまいました。
確かに小さい。驚異的に。
自分175センチなんでちょうど30センチ差なんですが、これはすごいわ、いろんな意味で。
ただ、体つきがいわゆるロリ系の必須条件である「華奢」ではないので、なんかのキャラクターみたい。子供と握手しているような気まずい感じはなく、とにかく親しみやすいキャラクターという感じ。このあたりは芸能人としてどうなのかというのは議論の余地ありか。


そして、ヲタとの会話が実に軽妙かつすばやいレスポンス。だからだろうか、どいつもこいつも粘る粘る。
客観的に見るヲタのなんとキモイことか。*3
握手のときにかけた声。
「楽しかったよ。誕生会もいくよ〜」とか軽くのたまってしまった。
軽妙な矢口っぽい敬語口調で返してくれた。
今思うと「卒業おめでとう」ぐらい言ってあげればよかったかなとも思う。


・・・あれ!?惜別の言葉は?

*1:お分かりでしょうが、「風俗資料館」と「風俗店」という二つの用法ができるわけです。期待されるのは当然後者。

*2:歴代リーダーの誰かってことね

*3:矢口にしてみれば自分も同類なのだろうが