リボンの騎士@新宿コマ劇場 2006年8月10日

今日は「リボンの騎士」を見てきました。
原作を読んだことないし、4月28日以降はショックでリボンの騎士がどうとかはほぼ忘れていてネタバレ皆無。
サザンの去年出たアルバムに原由子さんが歌っている「リボンの騎士」という曲があったので聴いてみたが、なんだかエロいし。
正直期待感は去年の第一報の頃に比べるとだいぶ薄れていた、というかあんまり気分が乗らなかったぐらいです。


チケットを取ったのはまだ4月28日を迎える前のこと。
とりあえず全部は当らないだろうと思い申し込んだ5公演中、千秋楽を除いて全当選したときは正直血の気が引いたなあ。
それから「望まざる事態」によって払い戻しやらなんやらして、結局本日のなっち聖誕祭夜の部だけ見ることに決意したのが6月ぐらいのことだったかな。
初日もチケット当選していたけど、7・23からあまりに日付が近すぎるということでキャンセルし、なっちという「緩衝材」がある本日を観覧日に設定。9人娘。を見るのはつらいけども、自分なっちファンですからと、今日は意識的になっち寄りで観覧を決め込んでいた。


後日、8月9日と10日が高認の受験日だと知ったときはちょっと動揺したけれども、ある意味「仲間の近く」にいられるというのもいいかなあ、ということでやっとの思いで参戦を強行。


参戦への意気込みがそんな感じだったんで、開演前、徐々に埋まる座席を眺めていた時は気分最低でしたね。
なんだか落ち着かないし、ああ、アジュールさんがいないんだなあ、などということをグチグチと心でつぶやいてた。
まだ早かったかなあ、なんて思っていた。


が、終演後。
世界が劇的に変わった。
いや、ていうか「リボンの騎士」最高なんですけど!!


まだ見ていない方もおられるでしょうからネタバレは最小限度にとどめますが、脚本と演出が違うとここまで違うのかという感じ。
大切な宝物である「モーニングタウン第二部」を別枠とすれば、文句なくハロプロミュージカル史上最高傑作でしょう。


今回はいわゆる「推し」無しでの観覧なので純粋に作品として愉しんだけども、普通に面白い映画見ているような感覚で見れましたよ。
何より主演の愛ちゃんの大活躍ぶりには、5期を推すものとして嬉しい気持ちにならざるを得ない。


他にも、場内が立ち上がれない仕様なのでいつものヲタ会場のような一般ピープルが引いてしまう感じがなかった。
これなら一般人でも違和感なく見れるだろうし、ちょっと興味ある程度の友達なら誘ってあげるべき。
本日A席5000円で見たけども、重要なシーンだけ双眼鏡を使えばぜんぜん楽しめる。S席後ろのほうで見るくらいならA席だな。


そしてなっち。流石に本日の主役、声援がハンパじゃなかった。
フランツ「王子」というには見た目が幼すぎだろと思ったけど、演技は流石だね。秋の舞台も楽しみだ。
それにしても、とうとう25才。四捨五入すると・・・よしておこうw
なんだか感慨深いけれどもおめでとう。
最後に「こんな私ですがこれからもよろしく」といっていたけれども、こちらこそ、これからもよろしく。
しばらくハロヲタでいなければならないようですねえ・・・


そうしたハロプロの仲間たちの大活躍の喧騒から離れ、2日間にわたる「最初の戦い」を終えた紺野さん。
形式上は一般人でもそりゃあ有名人、目撃談がネット上をちょこっと賑わしてましたね。
そっとしておいてあげたい気持ちもあるけど、元気で戦っているんだなあ、と思うと嬉しくもあり。
結果がでるのは9月に入ってから、おそらく知るすべもないけれど、いつか良い知らせが来ると信じてます。
でも本番は来春。息つく暇もなく次の戦いだ。
それにしても、ミュージカルの主題歌や挿入歌、美勇伝やなっちが歌っていた曲は、紺ヲタ的には非常に胸に響いたなあ・・・


オシムJAPANも、娘。たちも、なっちも、紺野さんも新しい道を走り出した。
さあ、自分もそろそろ走ろうかな。
歌舞伎町のラーメン店「神座」で「おいしいラーメン」をすすりながらそんなことを思った。