なっちディナーショー8月11日 レポート 後編

んでは、昨日の続きを。
・夢ならば、晴れ雨のちスキ
バラード系の曲をしっとり歌い上げるなっち。表情がすごい豊かで、時々近くのヲタを見つめる大サービス。わしもくらったような、くらわなかったような。


・MC
ここでドレスの上に羽織っていた布(なんていうのかはわかりましぇん)を脱ぎ、肩を露出し、セクシー度を増す。そのうえで、昔から歌が好きだったという話を。小学校のころはよく家族で父親の車で道内旅行をし、そのとき両親がかけていたテープで、昔の曲を何度も聴いて覚え、一緒に歌っていたこと。料理をするお母さんの傍で歌ったが、迷惑がられた。でも、なっちは楽しかった、という話。
そしてデビューし、いろんな歌を歌わせてもらっている話。
とても感動的なのだが、どうもなっちが喋ると面白く聞こえてしまう。でもまあ、まじめに聞いていたら泣いてしまうようなええ話なので、そこはファンの皆さんの配慮ということで。実際なっちは変なんですけどねw
で、この流れで披露されたのが


・桃色吐息
新路線といいますか、24歳さすがの大人っぽい曲です。これは昔まさに車の中で聴いていたのだろうか。
歌い終わったあと、大人っぽい曲を歌えるように・・・・・・もう(年齢は)大人なんだけどなあ。
と話すなっち。まあ、急に色っぽくなりすぎても困るのでいいんじゃないすか、ゆっくりで。


・ひとりぼっち、だって生きてかなくちゃ
前者は、まさしくこういう狭い会場にぴったりの選曲。しっとりと聴き入る会場。
そのあとの「だって〜」は、アコースティックアレンジがかっこよかった。


・MC
またも長めのMC。あらためて、という感じで(前半にちょこっと紹介があった)バンドメンバーの紹介。パーカッションの方が化粧台の椅子のような楽器*1を説明しているときに、珍妙なトークを展開するなっちが素敵。ただこの日は、楽器の側面の部分を「すだれみたい!」と評し、場内がざわついたが、実はこれ本当にすだれ、という奇跡も披露した。
で、このあとは、なっちがデビュー8周年という話をし、いよいよこの曲に突入するのであった。


愛の種
アンケートにも記入したけど、実はこの曲を生で聴くのって初めてだったんですよ。娘。ファンを自認しておきながらそれはどうなのよ、という突っ込みはついてまわっていたのだけれども、その思いが多少晴れたというか、いや、正直感動したよ。なっちもすごく気持ちが入っていた。また、この曲のときも場内を通り抜けるサービスを。


・空 LIFE GOES ON
今のところ今年でたハローの楽曲群の中で一番好きな曲。アンケートにも書いたけれども、この曲を広い場所で歌っているのが聴いてみたい。狭い会場じゃもったいないですよ。


・MC
終始変なテンションだったなっちは、ここでも興奮気味。いつもはきちんと胸元を押さえてお辞儀してたのに、「空」のときはそのままお辞儀。おもわず「危ない!」と心の中で叫びましたよ。そういいつつも胸元に眼が行く男の性(saga)が憎くなる、そんな夜もある。
それはそうととにかく興奮気味のなっちは、次が最後の曲、といったあとに、そのあとのインフォメーションを忘れていたことに気づき、アンケートへの記入のお願いと、ポラロイド撮影とお見送りがあることを教えてくれた。
面白かったのが
な「みなさんの目の前の紙、なんだと思います?」
(ていうか全員食事の時にはアンケートバリバリ書いちゃったし)
な「アンケートになっているんですけど」
(だから知ってる!)
な「もう、ええっとか反応しないの?」
会場「えええええっ?」
いやー、幸せな空間だったなあ。


・ふるさと
最後の曲はやはりこれ。きっと、これから何年も歌い続けていくんだろうな。中澤姉さん、市井ちゃん、矢口、辻、高橋、新垣と、数々の歌い手がこの曲をカバーしたけれども、どう考えてもこの曲はなっちだよなあ・・・・・・
ぼうっと感慨に浸っていると、なっちはステージを降り、ヲタの中を手を振りながら退場、ポラロイドに備えます。


い、いかん!異常に緊張してきた!!!


歌の世界に浸っていたので、すっかりそういう企画があることを忘れておりました。とりあえず握手では10秒程度時間があるらしいのでいろいろと思いをめぐらす。とりあえず誕生日おめでとうってことと、今日楽しかったって事と、これからも歌い続けてね、応援してますってことの3つぐらいをつたえようじゃないか、と決意して、いざ決戦へ!


が、ここでシャッター音が聞こえて気がついた。わし、ポラロイド撮影なんて始めてやないか!!ああ、ポラロイド童貞をなっちに捧げてしまう!!*2ていうか、そもそもどういうポーズをとればいいんだ、うさちゃんピース?いやいや、それはさゆでしょ、じゃあ「完璧です!」とか言っておくか?いや、それなんか完璧に違うよ・・・・・・


などとキショく悶々としていると、もう自分の番。黒い暗幕が開いて、怖いガードマンのおっさんに促され中へ。ポラをとるお姉さん*3しかいない、なっちは?
「よろしくお願いします」
う、後ろかよ!!(正確には斜め後ろ)
至近距離なっちに衝撃を受けていると、先ほどのおっさんが、「黒枠のなかにはいってね。手は前に!」と、病院のレントゲン検査のようなコーチングでわしを導く。いや、もうポーズとか何とかは飛びましたね。


で、ポラロイドが終わったあと、ふとわれに返る。「あ、握手もあるじゃ〜ん!!!」
振り返ると、すでににっこり微笑んでスタンバイするなっち。
そのあまりの破壊力と、ポラロイドが終わった衝撃で思考が飛んだわし、先ほどの3つの誓いは頭から消滅。
きっと0・5秒ぐらいの沈黙だろうけれど、なっちの手を握ったまま固まってしまいましたよ。


でも、なんとか気力を振り絞り「これからも歌い続けてください、応援していますから。」
とだけは言えた。返事は定型文といってもいい「はい、ありがとうございます。」だったけれども、
最高ですた。
で、なっちが「また来てくださいね」とおっしゃられたので、「もちろんです!」などとは言えず「はい」と答えて帰宅。いつの間にか預けていたカバンと、ポラロイド写真を受け取っていたようで、このイベント前後の記憶があんまり鮮明でないんですよねえ。


でもまあ、家かえって動かぬ証拠ともいえるポラロイド写真をみると、いやはやなんとも、なっちはかわいいが、その左に突っ立っているさえない男は誰?って感じですね。*4もっと修行をつまねば!!!
それでも、今回はアンケートがあったので、そこに伝えたかったことは全部書いてきたつもり。しかしまあ、単に握手しかできないというのが、かえって感動できるというところに、握手会の奥深さがあるというものだなあ。


PS
同じ日に情報が出回った「なっちアロハロ」。
最初聞いたときは「え、ラブハロ*5じゃないの?」と思ったが、イベントを終えて、まあ、アロハロでええか、と。

*1:ドラムのかわりのような役割かな

*2:ちなみに握手会は市井ちゃんで筆おろし

*3:おいおい、スタッフかよ、アライテツヤを呼ばぬか!などと毒づく気分でもありませんでした

*4:ていうか、気がつかない間にすんごく寄り添ってくれているなっち、流石ですね。

*5:矢口しかだしたことない。全体的にアロハロよりエロい。