娘。紺@八王子市民会館(2005年4月16日)

ふと思い立ったようにこのコンサートのチケットを獲ったのは2週間ほど前。「せっかく近場でコンサートやっているんだし、まあ、席はどうでもいいからふらっと言ってみようか。」という動機だったのだが、いやいや、まさかこんなに重要なコンサートになろうとは夢にもおもわなんだ。
前一推しであり、現在も(個人的)名誉職にある娘の、スキャンダルを起因とした脱退ですから、衝撃があるのは当然。
この3日間、いろいろと考えさせられたし、結論も乱高下を繰り返した。結局、矢口本人にも、事務所にも、相手の彼氏にも、怒りをぶつける気にはなれず。とりあえずもやもやしながらも八王子に向かった。
開演30分前に到着したが、様子がどうもおかしい。会場内の準備が遅れているとのことで、結局30分ほど押してスタートすることに。そりゃまあ、急な変更があまりにも多すぎたのだから、ギリギリまで調整が行われていたのだろう。ただ、個人的にはこれほど熱気のある開演前というのも久々な感じがして、不謹慎ながら高揚感を覚えた。
開演。冒頭、予想通り吉澤新リーダーによる挨拶が。要約するとこんな感じだったかな?
「スポーツ紙、ワイドショーなどで報道されているように、私達のリーダー矢口真里が4月14日を持ってモーニング娘。をやめる(ここの単語重要なんだけど、なんていったか覚えていない、申し訳)ことになりました。したがって、今日は矢口さんはいません。矢口さんのファン、また、今日の公演を楽しみにしてくれていた方、申し訳ございません。*1突然の発表で、納得できないファンの方もいるかもしれません。しかし、矢口さんと一緒にいた私達には、なんとなくわかるし、矢口さんらしい、潔い決断だったんじゃないかと思います。みなさん、どうか矢口さんの気持ちを汲んでやってください。私達は、今日の公演をこの10人で盛り上げていきます。きっと矢口さんもそれを望んでいると思います。」
心配されていた、矢口コールなどで収拾がつかなくなるという事態はなかった。モーヲタ諸氏も、それほど馬鹿ではなかったということで、ちょっと安心した。
セットリスト等々は、他のページなどに譲るとして、個人的感想。
総論。
いやー、抜群に楽しかったよ。やっぱわしモーヲタやわ。
LOVEマシーンのメンバー全員いなくなっても、楽しいものは楽しい。ゴロッキーズにはゴロッキーズのよさがある。結果として災い転じて福となす、じゃないけれど、吉澤リーダーのほうがゴロッキーズが生き生きしている印象だね。
各論。

予想以上のリーダーぶりに感動。フットサルをやって、ここ2年ぐらいの間に急成長してくれていて、本当によかった。新しいモーニング娘。を、引っ張っていってくれるんじゃないかな。

本当に成長した。間違いなく、あのLOVEマシーンの時点の娘。だったら全員に勝てるよ。もうちょっと娘。の中で見ていたい、という気持ちもわからんではない。

これからはミキティとの2トップで行くべきなのだが、一番重要な、新曲の紹介を噛むあたりが娘。の伝統か。

今日、確信した。わし紺ヲタやねん。「放課後」の歌い終わり、今日は「せんきゅぅ、もしくはさんきゅぅ」と申したような口の動きでした。

二人ともしっかりしてきたなあ、という印象。とくにガキさん、ライブを重ねるごとに存在感を増している。

今日握手会があったら、こういいたかった。「君がいてくれてよかった。」
加入のときは微妙、と思ったけど、もし入ってなかったら、と思うとゾッとする。

3人ともしっかりと地力をつけてきている。亀井と田中には頼もしさすら感じられる。さゆは、紺野ヲタ的には大事な妹なんで。しかし今日の昼の部の「ピース」、「いたいのいたいのとんでけ〜」をやってたのかあれは?よくわからなかったんですけど。

実は今日はじめて聴いた。メロディはいいんだけど詩がちょっと・・・・・・というファーストインプレッション。あと、なっちの新曲もそうだが、どうも詩がタイムリーだな・・・・・・。

さて、結局帰りの中央線で心地よい眠りに着きながら思ったことは、よくわからないやぐ事件のことは、よくわからないまま引き連れて、まだまだモーヲタ行きますか、っていうことですね。吉澤新体制全面支持で、これから行きたいと思います。
さあ、明日は紺ちゃんと下町デートだ(違)!

*1:ここでメンバー全員が頭を下げる。個人的には組織の人間として当然だと思うが、人によっては言いたいことはあるでしょうね。