名古屋遠征最終回 突き進めば奇跡も起こる

実際のところ、最後のザ・ピースの詳細は覚えていなかったりする。それほどまでに、強烈でしたよ。
とりあえず、石川さんのセリフのところで、道重と紺ちゃんが指相撲をしていたのは覚えているんですけどね。
まず終盤、これまで左サイドにあまり顔を出さなかった美貴帝が、こちらに一瞥をくれたような気がした。で、こういったような気がするのだ。
「おいおい兄ちゃん、そのピンクのTシャツは飾りかい?こんこんに見せたらいいじゃない。もっとアピールしなきゃ。」*1
確かに、今回の席は良席だ。昼公演があまりに遠い席が来たため、意地になってもぶっこんで良席をとったこともある。*2でも、娘。さんたちは基本的に目線は遠くにやることが多く、近くのお客さんにはあんまり見ないようにしているらしい。
長年の観察から、5期は近くの客に反応しやすいことを知っていた。そして、昼公演の観察から、退場するときに左サイドからすることもチェック済だった。
・・・・・・好条件が揃っている。
そんな考えは一瞬よぎったものの、ちんろんは大声で叫ぶよりもニコニコ*3見ているタイプのヲタなので、がっつくつもりもなかったし、何よりそのときは十分幸福な気分だった。
・・・・・・が、長年ヲタやっていると奇跡とやらも起きるらしい。
紺野さんがちんろんから見て右前方、最前付近の美貴ヲタ集団に手を振る。(0・5秒)
紺野さん、退場しながらも左前方に視線をやる。(0・3秒)
紺野さん、ピンクの専用Tシャツを着たヲタ発見。立ち止まり、目で合図「私のファンですね?」(やや妄想、0・3秒)
そいつの顔を確認しつつ、素晴らしい笑顔、「ありがとうございました」と口が動き、手を振る。(1秒)
・・・・・・誤爆か?
マイナス思考のちんろん、とりあえず前後左右の勢力を考えるが、ステージ上から一目でわかる紺ヲタ、ちんろんだけ。
ていうか、事実上2列目の距離で誤爆も何もないことに気づく。(0・2秒)
どう返していいかわからず、とりあえずこっちもありがとうだよ、と手を振ることとする。(0・7秒)
そもそもそんなにでかい声で叫ぶわけもなく、ただ手を振っていただけ。でも反応してくれたよなあ?今日とばかりはこのTシャツが功を奏したのか?と、徐々に分析を開始する(0・5秒)
紺野さん退場(2秒)
ちんろん、しばし呆然(30秒)



この日は幸福に包まれつつ岐路についた。スピーカーの近くだったんで耳がおかしくなったし、新幹線も遅れたけど、逆に東京に帰りたくない心境にはちょうどよかったというものだ・・・・・・
夢心地の社内で、あのCMが頭をよぎった。
新幹線の往復切符代 20000円。
紺野さん応援Tシャツ 2500円。
こんこんスマイル プライスレス。


次は日本武道館参戦ということになる。個人的には布袋寅泰以来の武道館。石川梨華卒業コンサートであるが、昼公演ぐらいはこんこん聖誕祭にしましょうよ、いや、ほんとに。

*1:完全に妄想

*2:端のほうの席で、実際の列よりも前にせり出したような感じなので、ステージからは事実上2列目だ。

*3:にやにや、とも言う